最高のキャンプ:焚き火と謎の訪問者

数年前の夏、友人たちと「これぞ最高のキャンプだ!」と思える体験をした。場所は山奥のキャンプ場で、昼はカヌーに乗ったり、ハンモックで昼寝をしたりと、リラックスムード満載。そんな楽しい一日が終わり、夜は焚き火を囲んで星空を眺めることにした。

焚き火がパチパチと音を立てる中、友人たちと「最高のキャンプとは何か」なんて哲学的な話をしていた。すると、突如、謎の音が近くの藪から聞こえてきた。みんなの顔に一瞬緊張が走り、「クマか!?」という不安が頭をよぎった。しかも、その音は徐々に近づいてくるではないか。

ドキドキしながら懐中電灯を照らすと、現れたのは…なんと一匹のイタチだった!(下図のイタチとそっくり)焚き火に惹かれたのか、ひょこひょこと私たちの前にやってきて、こちらを見上げている。皆で大笑いしつつも、イタチに夕食の残りをあげたら、満足そうに去って行った。

イタチ


その後も、私たちは焚き火を囲みながらキャンプの「最高」の瞬間について語り続けたが、誰もが一致したのは、「一番印象に残るのはやっぱり予期せぬ出来事だよね」ということ。キャンプ場での楽しいハプニングが、私にとって最高の思い出となった。

この思い出を振り返るたび、キャンプってただのアウトドアじゃなく、何が起こるかわからないからこそ面白いんだなと感じる。次回はどんな訪問者が現れるか、ちょっと期待している自分がいる。